全6話で山田さん出演の5話のみの感想記事です。(5話だけ観ても内容把握はできる)
観る人により感じ方はそれぞれだと思う内容だったので、ぜひ自分の初見の感想を大切にしてください。

とにかく儚い鈴木くん!
川のほとりでの評価
川のほとりでのあらすじ
夜、川辺に1人の美しい青年が思い詰めた表情で佇んでいる。トシちゃんによると、昨日もそこにいたらしい。心配になった2人は、彼に声をかける。するとそのとき、洪水警報が鳴り響く。
大雨の中、鈴木と名乗るその青年(山田裕貴)を連れて、急いで避難所の集会所へ向かうトシちゃんとBB。避難所には、他人の顔を指差して「恨まれてるよ」と言い続ける女、「複合的にしくしくと、調子が悪い」と鈴木に絡む酔っ払いの男など、さまざまなホームレスたちが集っていた。
鈴木の話を聞き出そうとするトシちゃんに、BBは「聞いたってわかんねぇんだよ、人のことなんか」とやめさせようとする。そこに、「なんだかわからないけど、こんなことになっちまった」と、頭と足から血を流した怪我人が運ばれて来た。すぐには到着しないという救急車を待つ中、「僕、診ましょうか」と鈴木が応急処置を買って出る。
引用元:https://natalie.mu/stage/pp/wowowkawanohotoride
川のほとりでの見どころ
独断と偏見の山田裕貴ファン的山田裕貴の見どころです。
- 儚い鈴木くん
- 鈴木くんは何者だったんだろう?何があったんだろう?
- 救われたような表情
川のほとりでの感想
- 思い詰めてるの?川面を見つめる鈴木くん…
- 常にキョトン
- 「昨日踏み出せなかった後悔が今夜の背中押すかもしれない」
- ケータイ持ってない(浮世離れ?幽霊だから?)
- 川に未練がある様子➡︎川を彷徨う幽霊?2人には見えちゃった?
- ホームレスのおうちで風車や棒みたいな物に興味を示す様子はまるで子供みたい…
- ビニール袋カッパのガムテープの歪な貼り方
- 荷車「押せよ」って言われなきゃ気付かない気の利かなさ
- 荷車押してるように見えるのに全然進まない=存在しない➡︎こっちの世界来るまではまだ幻の存在だから力を感じない?
- 川辺から渡るとき躊躇う様子あり、後ろ振り返る➡︎本当にこっちの世界行っていいのかな?という躊躇い?あそこが境界線だったのかな
- 「死ぬぞ」言われてスローになった瞬間こっちの世界来たのかな?意を決したように見える
- 恨みおばさんに「お前…」言われてギクっとした顔?恨みおばさんはそういうのが見える人なのかな?それとも鈴木くんも恨まれるようなことがあったの?過去に?
- 酔っ払いおじさんに「こっち来たのか」言われて後ろ振り返り目を丸くしてびっくり➡︎ヤバイ…見つかったみたいな?
- 酔っ払いおじさんの「調子悪い」をどこの調子悪いか事細かに聞くの医者っぽさある。それとも調子悪いの意味がわからないの?しくしくの意味もわかってなさそう
- ご飯完食してお腹さすさす➡︎ここも子供っぽいといえばぽい
- 食べてるシーンはなく、空っぽになった容器➡︎これもなんか幻っぽさあるよね。いつのまにかなくなったみたいな
- 「鈴木くん、何かあったの?」「余計なこと聞くな。聞いたってわからない、人のことなんて」
- トシちゃんが「若い頃は人に言えないようなこともやった」みたいなこと言ってたのも引っかかるんだよな〜➡︎ここに重きを置くと、救いたい命があったけど救えなかった後悔?とも思える
- 「鈴木くん医者?」(╭☞•́⍛•̀)╭☞それな
- 急にテキパキ指示出し➡︎急に人が変わったかのようになった
- 恨みおばさん登場したらビクッてしてた鈴木くん
- 「これぐらいの応急処置はできます」➡︎この辺は子供ではないんだよな。医療知識がある
- 震える手
- 恨みおばさん窓の外覗いてカーテンをサッと閉めたの、成仏した魂でも見えたのかな
- 「手伝いの女の子がじーっと透き通るみたいに見惚れちゃってさぁ」➡︎透き通る=幽霊?
- 患者に「ありがとな」言われて安心したような救われたような笑顔
- その場でキョトンと佇む鈴木くん➡︎彼方の世界へ帰れたのかな
- 消えた鈴木くん
- 7年前にひどい姿で見つかった鈴木くん?
- 期待しすぎてプレッシャーかけすぎちゃったという母の言葉
- どんなわけがあるかなんて、わからない
2人は鈴木くんの幻を見たのかな
子供っぽく感じるのは、その存在が幽霊のようなふわふわとした存在だからだろうか
人助けすることで報われた、成仏できた?みたいな?
やり残したことがある、人助けしたかった
救いたいけど救えなかった命があった?
自分に自信がなくなった?自信を失うようなことがあった?(震える手)
成仏できないままあの川でずっと彷徨っていたのかもしれない
けがをしたホームレスの処置を通して己と対峙するまでの心境の変化を想像しながら観てほしい
https://natalie.mu/stage/pp/wowowkawanohotoride
母親の「期待しすぎてプレッシャーかけすぎた」という言葉から
亡くなった時は子供だったのかとも思えるが、研修医とか?まだ医者になる前、夢を叶える前で
例えば、研修中に亡くなった患者がいたとか道端で倒れている人を助けることができなかった、救いたかったけど救えなかった命があるような経験があったのだろうか
側から見ると、母親は自分が息子にプレッシャーかけすぎて…と思うけど
実は自分自身の問題で鈴木くんは人助けできて、それで成仏できたみたいな
あの日、トシちゃんとBBに出会って人助けをして、やり残したことを叶えて、成仏できたのかな
母親は自分のせいで…と思っていたけど、「どんなわけがあるかなんて当事者にしかわからない」という言葉に救われたのかもしれない
鈴木くんは何者だったんだろう?何があったんだろう?
本当のことは鈴木くんにしかわからない
鈴木くん、とにかくビジュがいい
メイクや髪型だけじゃない、纒う空気感が本当に儚い。すごい
「ちむどんどん」放送中に観たんだけど博夫とは別人すぎてビックリする
博夫も山田さんが演じてるから同じ顔のはずなんだけど、鈴木くんのような儚さは感じないもんね
不思議な、ふわふわしてるというワードあり
観た人に何か感じてもらう系かな
鈴木くんにとって「死ぬぞ」というワードがキモのようだ
たしかに「死ぬぞ」言われたとき振り返りスローになったよね
けがをしたホームレスの処置を通して己と対峙するまでの心境の変化を想像しながら観てほしい。結局は何も語らなかった鈴木の姿には、「その人にどんなわけがあるのか、当事者以外にはわからない」というこの作品のメッセージが込められている。河川敷で暮らし、世俗を離れたトシちゃんとBBだからこそ、鈴木の思いをすくい取れたのかもしれない。
https://natalie.mu/stage/pp/wowowkawanohotoride